第13話 自慢の緊急車両

 「ヒマだ…誰も通らない。」とシグナルマンのつぶやきからスタート。
 そこへチリリン♪と市太郎くんが自転車で通りすぎます。
 「通った。」ピーーーーと笛を鳴らすシグナルマン。市太郎くんを呼び止めます。
 「本官は宇宙警察の者だ。」とシグナルマン。
 

 場面は変わって、ボーゾックの基地。
 
 「シグナルマンの野郎、チーキュウに単身赴任してきやがって。
 ボーゾックを撲滅させてやるなんて…ふざけんじゃねぇ、シグナルマン!てめぇの方こそを撲滅させてやる」
 とガイナモは憤慨しています。
 「私が撲滅させてあげるわ。」とゾンネット。
 「いいでしょ?ガイナモ。」
 「愛しのゾンネットちゃんにそんな危険な事…。」とガイナモ。
 「大丈夫。」パチンとゾンネットが指を鳴らすと、先週やられたハズのウーウーリンが。
 
 どうやら、今回の敵は、再生UUリンとゾンネットで決定のようだ。


 市太郎くんに自転車の乗り方の指導をするシグナルマンのもとに、
 はいからさんが通るみたいな時代がかった衣装のゾンネットが、
 ほうたいグルグル学生服のUUリンを車椅子?というか、ベットを押しながら登場。
 
オイオイ、そんなに大ケガしているなら、おとなしく病院に入っていろ。

 「シグナルマンさま〜。」とゾンネット。
 「美しい…」反応するシグナルマン。
 「あなたは?」とシグナルマン問い掛けます。
 「「ゾン子」です。」とゾンネット。
 「ん?ゾン子?」
 クビをかしげるシグナルマン。

変な名前だと思ったのかな。名前よりも変な所がいっぱいあるんだけどな。

 「どうしたのか聞いてくださらないの?」とゾンネット。
 「どうしたのですか?」素直に聞くシグナルマン。
 「実は、弟が激走戦隊カーレンジャーに襲われたのです。」
 そこで、ワザとらしく「痛い、痛い」と騒ぎ出す、ウーウーリン。
 
 「あれは昨日の事です…
 
 どうやらカーレンジャーが駐車禁止場所に車を止め、ダラダラと休んでた。
 そこで「そこは駐車禁止ですよ」と弟が注意をし。
 腹を立てたカーレンジャーにボコボコにされたというストーリー。


 「あのカーレンジャーが駐車違反を注意されただけで、
 一般市民を襲うなんて、本官には信じられん。」とシグナルマン。
 「シグナルマンさま、カーレンジャーに襲われ、包帯だらけになった弟を見て。
 真実を語る私のこの澄んだ瞳を見て。信じて。」そう言いながら、シグナルマンに抱きつくゾン子。
 「私は…ゾン子さんを信じる!」とシグナルマン。
 「ありがとう、シグナルマンさま!!!」キスで駄目押しするゾン子。
 
 「激走戦隊カーレンジャーのやつら、本官の前では交通ルールを守る、イイヤツらぶりやがって。
 何が戦う交通安全だ。本官が撲滅させてやる。」

すっかり色仕掛けに引っかかり、暴走を始めてます、シグナルマン。


 そして、シグナルマンは、市太郎くんにコバーンベースをまかせ、
 ゾンネットと一緒にカーレンジャーを探しに行きます。
 

 
 さて、時間が経過。
 恭介と洋子がコバーンベースが設置されている雑木林を通ります。。
 コバーンベースで留守番をしている市太郎を見つけ、事情を聞く洋子。
 「カーレンジャーに襲われた人とそのお姉さんとカーレンジャーを撲滅しにいった。」と市太郎。
 「カーレンジャーはボーゾック以外、誰も襲ったりしない。」恭介。
 「もしかしてその兄弟って…。」洋子。
 「ボーゾック?」恭介。
 そして変身するレッドレーサーとピンクレーサー。



 レッドレーサーとピンクレーサーはシグナルマンを探します。
 そこに、シグナルマンがバイクで登場。
 ピンクレーサーを銃で撃ちます。
 倒れるピンクレーサー。
 「見損なったぞ、カーレンジャー。お前達を逮捕する!」とシグナルマン。
 「やめろ!これはきっとボーゾックの罠だ。」とレッドレーサーは訴えかけます。
 「うるさい!騙しているのはお前たちだろう!」
 すっかり洗脳されているシグナルマン。
 
 その様子を影から見て笑うゾンネットとウーウーリン。
 「シグナルマンを騙し、カーレンジャーと戦わせる私の作戦が成功したようね…。これで正義は共倒れ。」
 とゾンネットはほくそ笑みます。


 戦う、シグナルマンとレッドレーサー。
 
 「あのレッドレーサー…いい男…」とゾンネット、レッドに一目惚れ。
 そして、ピンクレーサーに一目惚れするウーウーリン。
 「あ?俺はピンクレーサーがいいな。タイプだ〜。」と
 ウーウーリンは、思わず変身を解き、ピンクレーサーに抱きつきます。

 「あれは、先週倒したハズのボーゾック。シグナルマン、あれを見ろ!」とレッドレーサー。

 「確かにこの前のボーゾック!ゾン子さん、これはどういう事だ?」とシグナルマン。
 「ゾン子じゃないわ。ボーゾック一の美女、ゾンネット!よろしくね♪」と正体をばらすゾンネット。
 「本官は騙されていたのか…。」ガックリ膝を落とすシグナルマン。
 「ウーウーリン、ピンクレーサーなんてどうでもいいから、シグナルマンをやっつけてよ!」とゾンネット。
 「イヤだ〜俺はピンクレーサーが好きなんだ〜」しかしウーウーリンはピンクレーサーに夢中です。
 そして、ガイナモも登場。
 
 レッドレーサーはここでやっと残りの仲間に集合をかけます。


 ウーウーリンはあいかわらずピンクレーサーに迫っています。
 長いです。ちょっと気の毒です。
 「ボーゾックのあの子供騙しの作戦にひかかるなんて…。」すっかり落ち込むシグナルマン。
 だが、そんなシグナルマンを許し、励ますレッドレーサー。
 結託します。そこに残りのメンバーも到着。

 芋長の芋羊羹で巨大化するウーウーリン。
 そして、芋羊羹で巨大化したのか?というような、これまたどでかいパトカーに乗って登場するシグナルマン。
 そして、ロボット「サイレンジャー」に。
 VRロボみたいだ…。
 で、ウーウーリンに手錠をかけ、動きを封じ込み攻撃するのですが、

ウーウーリンの腕の太さに対して、手錠、大きすぎです(笑)。
動き、封じれてないです。
今にも抜け落ちそうです。



 そして、敵を倒し、カーレンジャーとシグナルマン。
 シグナルマンに負けずにボーゾックを倒そう、というなごやかムードで終わります。

 
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第14話 雷地獄へフルアクセル


 場所は、カートのレース場。
 グリーンの営業から、物語は始まります。

 どうやら今日は、スピード強壮剤の営業らしいです。
 「スピードの強壮剤はいかがですか〜?
 たった1滴たらしただけで、パワー100万倍、スピードアップ!
 今ならたったの100万円〜。
 だが、邪魔者あつかいされてしまいます。
 「もう1本つけて、今なら2本で100万円。」
 
 「俺がこうたるわ。」なぜか関西弁のガイナモが現れます。
 「毎度あり…」と振り向き、ボーゾックと気がつくと、
 「ほな、さいなら〜。」とそそくさと逃げ出そうとします。

 しかし、ゼルモダは逃がしません。 
 「本当にパワー100万倍なんだろうな?」とゼルモダ。
 「いや…地質的には1割増しなんですが、…気分は…って離せよ!!。」と実。

いや、強壮剤を100万円って言って売っていたのって、
冗談だと思っていたら、本当に100万円だったんですね。
怪しすぎ。1本でも2本でも100万円って。



 無理矢理実から薬を奪い、10円玉で支払うゼルモダ。
ボーゾックって芋羊羹もですが、略奪とかしないんですよね。意外と。ちゃんとお金払うところ、好きです。



 「なんとしても限界スピードを突破してやる。ゴー!!」
 ゼルモダはスピードをあげ、バイクで暴走します。
 それを追いかけるグリーンレーサー。それをスピード違反で捕まえようとするシグナルマンも登場。
 
 その映像をボーゾックの基地で見ているガイナモとグラッチ、ゾンネット。
 「ゼルモダのやつ、妙にはりきって飛ばしているなぁ」といぶかしげなグラッチ。
 「ゼルモダ…まさか…。ヤツはそうか…バキバキ伝説に挑戦していたのか。」とガイナモ。
 「バキバキ伝説?」とゾンネットは聞きます。

バキバキ伝説…マガジンあたりの漫画のタイトルにありませんでしたか?


 「この広い宇宙で未だ誰も超えたことの無いスピードを「限界スピード」という。
 それを超えたものは、想像を絶する恐るべき力を手に入れた勇者になれる。
 ゼルモダはカーレンジャーに加えて、シグナルマンを倒すために、命がけでその伝説に挑んでいるんだ。」とガイナモ。


 「超えてやる…限界スピード!いくぜ!」とゼルモダは、スピードをあげます。
 そこへ、雷が。
 「か…カミナリ?」ゼルモダ、思わず倒れます。
 「何しているんだ?」とシグナルマン。
 「決まっているだろ、グリーンレーサー様が怖いんだ。そうやろ?」とグリーンレーサー。
 ゴロゴロ大きな音をあげる雷。
 震えるゼルモダ。
 「ハハハ、ボーゾックの副総長が雷が怖いとは、お笑い草だなぁ。」とシグナルマン、手を叩いて喜びます。
 淡々とザコをやっつけていくシグナルマン。
 「グリーンレーサー、本官に協力したまえ。後で表彰してやるぞ♪」とシグナルマン。
 ますますカミナリは大きな音をあげます。
 騒ぎ出すゼルモダと実。
 とうとうゼルモダとボーゾックの一味は立ち去ります。



 場面は工場ペガサスへ。
 「あきれたわ、雷が怖いなんて。」と厳しい菜摘さん。
 「聞いてくれ、聞くも涙、語るも涙…。」と実は語り始めます。

 小さい頃に川でウナギを釣った実。
 そこに雷が落ち。それ以来、すっかり苦手になってしまった…。

 「でも、今は激走戦隊カーレンジャーですよ?」と直樹。
 「ゼルモダだって、ビビってたやん!」と実は反撃。
 「人の事はどうでもいいの。」と恭介。
 「問題は、ゼルモダがバキバキ伝説に挑戦していた事ダップ〜。」とダップ。


 
 場面は変わって。ボーゾックの基地…とあるバー。
 バーで雰囲気を出しながら、ガイナモに雷が苦手になった過去を語るゼルモダ。

なんか笑えます、この絵。

 「ガイナモ…俺はガキの頃、雷様をバカにしたんだ…。」と静かに語りだすゼルモダ。

 回想シーン。
 子供のゼルモダ登場。
 「雷様〜雷様なんて、ちゃんちゃらおかしいぜ。へそが茶をわかすぜ。へそっちゃ、へそっちゃ〜
 などとへそを出して言っていたら、そこに雷が落ちてきた…。
 
  
 「それ以来、雷だけは怖いんだよ」
 「心配するな、雷なんていつも出てくるワケじゃないんだよ」
 「それが出て来るんだよ!限界スピードに近づくと気流が乱れて必ず雷がおきるんだ。
 あと1歩で限界スピードに近づく事ができるのに。俺は…俺は…なんて情けねえ男なんだ!」
 とゼルモダ。
 


 ゼルモダはガイナモに励まされ、「雷なんて怖くねぇ」と、とうとう伝説の限界スピードを超えます。
 現れる、エレキンタ。
 「我が名は、エレキンタ。よくぞ呼び出してくれた。
 限界スピードを超えたお前こそ、無敵のカミナリパワーを授けるにふさわしい、本当の戦士だ。」

なんだか、丁寧というかRPGゲームにでてきそうなボスキャラみたいだ…このエレキンタという恥ずかしい名前の宇宙人。

 パチンと指を鳴らすと、ゼルモダのバイクが変身します。
 「俺のバイクが…。これが伝説のパワー。」とゼルモダ。

 そこへ、カーレンジャーが到着。
 「遅かったな、カーレンジャー。俺はたった今、伝説の力を手に入れた。」
 「見せてやれ、我らがパワーを」とエレキンタ。
 バキバキローリングサンダー、クロスサンダー、ビックサンダーと2人で攻撃してきます。
 逃げ惑うグリーンレーサー。
 そんな実にダップは電気ウナギを触らせようとしたりと、無理矢理、雷を克服させようとしますが、
 なかなか上手くいきません。


 そこへ、立ち向かうシグナルマン。
 止めようとするカーレンジャーに、
 本官は交通安全のお守りの他に雷よけのお守りがあるんだ!

うわーーーーーーーうさんくさ。
 案の定、お守りは全く役に立ちません。


 そして、ダップの作戦で電気ウナギを食べる実。
 その事により、雷恐怖症を克服します。



 再び戦地に戻るグリーンレーサー。
 すっかり雷が平気になっています。
 
 「お前、雷が怖くないのか?」と驚くゼルモダ。
 「電気ウナギを食ったんだ!」とグリーン。
 「だからどうした」とゼルモダ。

なんとも冷静なゼルモダの突っ込みが笑えます。
そして、なんて単純なヤツなんだとまで言われます。



 カーレンジャーのVRロボ、シグナルマンのサイレンダーの活躍もあって、またしても敗れるゼルモダ。
 ガイナモに励まされ、リベンジを誓います。

 一方、ペガサスでは、グリーンがみんなにウナギを奢っています。

 そこへ、ピンクが「ごめん、忘れていた。さっきグリーンが食べた電気ウナギの請求書」と言って、
 7万5千円と書かれた請求書を渡します。
 「電気ウナギだから、高いのねー。」なんてイエローは言ってますが。
 ぼったくりに近いですよ、その金額は


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第15話 悪まで仮免恋愛中!


 ゾンネットとレッドの結婚式から、始まります。
 白いタキシードを着たレッドレーサー。笑えます
 この後、セーラー服、学ランバージョンも出てくるのですが。笑えます
 ま、これはゾンネットの9回目の夢なんですけどね。

どうやら、ゾンネットはレッドの事を好きになったみたいです。
なんだかなぁ…バイキンマンとドキンちゃんと食パンマンみたいな関係だ。


 GG(ゴーゴー)ゴキちゃんの登場。


 芋長に芋羊羹を買いに行く、ゾンネット。
 そこには、テレビが。
 番組は、カーレンジャー特集。戦闘シーンが放送されています。
 映し出される、レッド。
 それを見た、ゾンネット。
 「涼しい目…
 (仮面をしています)

 ニヒルなアゴ…
 (くどようですが、仮面をしています)

 りりしいマユ…
 (しつこいようですが、仮面をしています)」

 そんなゾンネットの手に、
 「キュン」と書かれたハートの小さなクッションみたいなものが、突然現れます。
 「それは、恋だね」と芋長の店長に指摘される、ゾンネット。

 さて、ゾンネット。
 今度は本屋で少女漫画雑誌で恋のお勉強。
 「恋をしたら、アタックあるのみ!」かぁ…。とゾンネット。なにかを誓ったみたいです。

ちなみにこの雑誌というのが、「ちゃお」のパロディ雑誌なんですけど、
なぜか漫画は「なかよし」の竹内というセーラームーンを書いた漫画家の絵のようだ。 



 そして、街では、ゴーゴーゴキちゃんが大暴れ。
 カーレンジャー登場。

 ゾンネットは、ゴーゴーゴキちゃんに4人の相手を命令させて、
 恋をしたらアタックあるのみ、と。
 「レッドレーサー様、私を受け止めて〜。」と、レッドレーサーに飛びつきます。
 思わずお姫様だっこをするレッド。
 「あの〜これを受け取って下さい。」と、ラブレターを渡すゾンネット。
 そんな二人の間に、ゴキちゃんが飛び込んできて、はじきとばされるレッドレーサー。
 溝に落ち、変身が解けます。

 「なんなんだよ、一体…。」と恭介。
 「お待ち、一般市民。」ゾンネットのビーム攻撃。
 「愛しのレッドレーサー様への手紙、返さないとひどいわよ。」とゾンネット。
 「愛しのレッドレーサーさまぁ??」と恭介。
 「何がおかしいの?」とゾンネット。
 「いや…」と恭介。
 そして、ゾンネットは一旦撤収します。

ほう、あくまでもレッドレーサー(仮面)が好きなんだ。
恭介=レッドレーサーの図式は想像しないのね…。





 そして、ペガサスで、ゾンネットのラブレターを皆で回し読み。
 
 「ええんじゃん。ゾンエットって結構、いい女やん♪」と実。
 「でもレッドレーサーをおびきよせる作戦かもですよ?」と疑う直樹。
 「そうだよ、それに相手はボーゾックだそ?悪なんだ。そんなやつと俺が付き合えるかよ。」というレッドに対し、
 「そんな理由で断るなんてヒドイ。断るにしても、もっと真剣に考えてあげなよ。」と洋子。
 「あのなぁ、俺はなぁ…。」と言いかける恭介に、
 「でも、恭介。この手紙、真剣だよ。もしかしたらゾンネット、心を入れ替えようとしているかもよ?」と菜摘。

ふむ、女の子は、ゾンネットの味方みたいですね。
なんとなくわかるかも。




 そして、再び少女漫画雑誌(今度はなかよしのパロ)を読むゾンネット。
 「彼と2人きりになれるおまじない…これだ。
 彼とアナタの名前をなるべく大きく書くとバッチリよ…そうか!」
 と飛び出します。

 その頃…恭介はひとり悩んでいます。
 「罠かもしれないよな…でも本気でゾンネットが心を入れ替えとうとしているなら…
 ああ、わかんねえ!!」と恭介。混乱しています。
 そして、ボーゾック発生の合図が。
 
 その頃、ゴキちゃんはゾンエットの命令を受けて、
 ビルに「レッドレーサー」と「ゾンネット」の相合傘を書かせます。
 「迷惑行為は慎みましょう」とシグナルマン登場。
 カーレンジャーのRVロボも駆けつけます。
 「やめろ、ゾンネット!」とレッドレーサー。
 「ちゃんと私の前に出てきてくれなきゃやめないー。」とゾンネット。
 しぶしぶ出て行くレッドレーサ。
 「やっと出てきてくれたのね。」と喜ぶゾンネット。
 「やめなさい、ゴキちゃん。」
 「やっぱり、俺に会うために?」とレッドレーサー。
 「そうよ、見て!」とゾンネット。

 ビルには、レッドレーサーとゾンネットのあいあい傘。
 「何だよ、アレ。恥ずかしいじゃないか。」とレッドレーサー。
 「お付き合いして欲しいの!」とゾンネット。猛アタックです。
 「だめだって、そんなの〜。」とグダグダのレッドレーサー


 そこで、レッドレーサーはゾンネットに目をつぶらせ、恭介に戻り、
 「レッドレーサーからの伝言。あいつ恥ずかしがりやだから。
 あいつ、悪いけど君とは付き合えないって。住む世界が違うって。そう言っていた。」と断ります。
 「そんな…。」とショックを受けるゾンネット。
 
 柱の影で泣く、ゾンネット。
 その涙を見てレッドは、
 「友達から始めたっていいよな。」と、再びレッドレーサーに変身し、ゾンネットのもとへ走ります。

 しかし、時は遅し。
 もうすでにゾンネットの姿はありません。
 
 怒りに燃えるゾンネット。
 そして、大暴れするゴキちゃんですが、エネルギーが切れたのか、小さくなってしまいます。


 最後は、海を眺めて考え込むレッドで終り。
 他のメンバーは、レッドの心境の変化にまだ気がついていないみたいですね。

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