・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
秋の札幌体験記。

一日目。

 3連休って事で、札幌へ向かう。
 
 札幌にいる悪1、2、3から集合がかかる。
 夜の12時も過ぎているのに。
 夜行性動物の大集合だ。
 
 集合場所は、美香保のびっくりドンキー。
 到着して、ふと店の看板を見ると「24時間営業」と書いている。24時間営業。
 なにぃ!?と叫んだ。
 
 稚内にはそんなの無い。
 10時過ぎたら、飲み屋しかやってない。
 そもそも、びっくりドンキーも無い。
 いやぁ、すげえ。
 
 で、店の扉を開けて、またビックリ。
 人がたくさんいるのだ。
 夜中なのに。
 今日は祭りか?誰かの通夜か? 



 
 で、今回、実家に電話を入れるのをすっかり忘れてしまった。
 (いつもは、ドアを開けていてくれ、とお願いする)。
 まぁ、あいているだろ、とのんきに帰宅したのだが、
 玄関のドアには鍵がかかっていた。
 珍しい。
 (昔から我が家は鍵をかける習慣が無く、誰でも自由に出入りする事ができるのだ)

 普通なら、焦る。
 インターホンを押して家族を起こし、入れてもらうわな。 
 素人の場合は。

 さぁて、と、慌てるわけでも、インターホンを押すわけでもなく、 窓から侵入する。
 空には、満天の星。
 怪しさも満点。
 素人にはオススメできない。

 ちなみにびっくりドンキー。
 悪1は、ルンバルンバ!(←この!って、ウザイ)のロングを注文し、 私はシュートを注文したのだが…
 でてきた時、吹き出しそうになった。
 
 ショートじゃねーよ。
 
 でけーよ。
 
 「でかい」と「もっとでかい」に名前変えた方がいいよ。
 
 これ、スプーンもついているんだけど。
 そのスプーンもなんか、鐘がついていて、チャラチャラしている。
 で、私がこの写真を普通に撮っていると。
 「ああ、そうやってまたネタに使うのか。」と言われる。
 そのとおり。
 もはや、趣味というより、クセ。


二日目。

 テンション上昇とネットの巡回で、すっかり睡眠不足。
 眠い目をこすって、札幌テレビ塔の「天空回廊」という新しい店に行く。
 ギャルだから。 
 新しい店は、大好きなのだ。
 天空回廊。
 ドラクエか女神転生に出てくる塔の名前みたいだな。とギャルみたいな事を思いながら、店に入る。

 で、席について。
 どれどれ、とメニューを開いた。
 メニューは、びっくりドンキーと同じ感じだが、
 名前が。
 なんだ、この恥かしい名前は。
 どんな顔して「とろりん」と言えばいいのか。 

 いや、言ったよ。
 「は?」とか聞き返されたら困るからな。
 もう「とろりん!!!」とハッキリキッパリ。
 お姉さんが恥ずかしがる位にね。


 で。
 女5人。
 2時から、5時までねばる。
 もうね。
 水のお代わりも灰皿も取替えになんて来ない。
 周りに居た人たちも。
 もう何回変わったのかは覚えていない。
 飛び出したくなるほど恥かしいノロケ話に。
 私は完全にノックアウト。
 道頓堀にだって、ダイブできた。

 夜は、宴会だった。
 病み上がりの私。
 お酒を入れると全身がヒリヒリするので、 ウーロン茶やコーラで酔うことに。
 つーか、これなんかの病気じゃないだろうか。
 でもまぁ、かゆくて死ぬことは無いだろう。

 解散したのは、1時過ぎで。
 始発まで、ネットカフェでゴロゴロ。
 ネットしたり、マンガ読んだり、寝たりする。
 席は、カウンターの近くだったので、人の出入りがよくわかる。
 
 驚いたのが、3時でも4時でもひっきりなしに人が入ってくる事。
 お前ら、何してんの。
 お家に帰らないの。
 不良なのか、健全なのか、ヒキコモリなのかは謎。


三日目。

 12時に北広島のホテルで高校時代のクラスメイトと待ち合わせ。
 え、1000めぐみ、友達居たの?とかっつー突っ込みは無視。 

 どうでもいいけど。
 高校時代はプライベートで遊ぶなんて事はしなかったのに、
 卒業して、
 私が稚内に行ってから遊ぶようになった、という
 微妙な友人関係が多い。
 きっと同級生から見たら、「何でキミタチ一緒に遊んでいるの?」と聞かれそうだ。
 私も何でこんな事になっているのかさっぱりわからん。


 その日、朝帰りだったから。
 家に着いたのが、8時半だったワケ。
 シャワー浴びたり、着替えたり。。。。
 ああ、寝ている時間が無い。
 寝てしまったら、寝過ごしそうだ。
 一睡もしないで、北広島の駅へ。
 そこのベンチで寝る。

 なのにだ。
 待ち合わせ。
 7人中、3人。1時間位平気で遅れてくる。
 せつない。
 木の陰でお姉さんも泣くわ。

 で、次は5時半にススキノで待ち合わせ。
 ちゃんと5分前についた。
 でも、みんな遅れてくる。
 いやいやいやいや。
 いいけどな。
 待つのは好きだし、人間観察はもっと好きだし。
 だからいつも本やCD持ち歩いているし。
 
 そして、特にロビ地下の待ち合わせはワクワクする。
 あ、メルトモと待ち合わせかな。とか。
 あ、あれ絶対ネットのオフ会だ。とか。
 あれは普通に同級生だなーとか。
 待つ人間、感動の再会、遅れてあやまる人間。本当に楽しい。


 でもさ。
 5時半に「今、家出た」ってメールは、さすがにびっくりした。
 確か、君、僕と中学同じだから、白石区だよね。



 何だかんだあったけど、
 6人集まって、「串鳥」へ。
 私と、高校の友人K嬢と中学からの友人H嬢とその彼氏とその彼氏の幼なじみと友人で。
 
 この6人。
 初対面だったの。
 何の話でいくかな、と思って。
 無難に仕事を聞いた。
 いかにもベタベタな話の始め方だが、仕方ない。
 私は素人だ。

 そしたらな。
 プログラマーとか、パソコン関係の仕事の人ばかり。
 最近テレビ見た事無い、って言う人ばかり。
 いつも仕事で、夜遅いので、テレビが放送している時間に家にいない。
 普段何しているんだ?と聞いたら、
 「ラグナロクをやっている。」って言われた。
 クラっ、ときたね。
 
 お前らは、私たちと話す気はあるのかと。
 一般人と話がしたくてここに来たのか?と。
 もしかして、焼き鳥が食べたかっただけか?
 それとも、何かの罰ゲームでここにきているのか?
 
 ま、そのセリフを聞いた時点で、話す内容決定。
 ベクトルは電波の世界へ向かう。
 それぐらいしか共通項が見つからなかったし。
 隣りに座っていた女の子に引かれないよう、すっげー引っ張ってな。
 キラーパス出しまくり。
 

 で。
 別れ際。
 「いやー驚いた。貴重な人というか、珍しいというか。
 いや、別に悪い意味じゃなくてね
 驚いたよ。ホント。
 と言われた。
 人を見て驚くな。



 MSNという文字を見て。
 メッセンジャーかな、モビルスーツ(ニュータイプ)かな、
 と悩めるようになった自分は、
 いい友人に囲まれたな、とたまに思う。


四日目。

 「ミア・アンジェラ」つー池内地下のイタリアンの店でランチ。
 ナナメ後ろに座ってるおばちゃんの話が面白すぎて、
 目の前の友人と全然会話をしなかった。
 でも、友人も笑っている。 
 以心伝心。


 今回の札幌。
 寝るのが大好きな私が、ほとんど寝ていない。
 しかも布団で寝た時間は、2時間位だ。
 他の8時間位は。
 ネカフエのソフアだったり。
 バスや地下鉄の中だったり。
 駅のベンチだったり。
 どんな環境下でも熟睡できる事を再確認。
 のび太くん並みの寝つきのよさは、便利だが、
 どうなんだろうな、、、と思わなくも無い。

 稚内に帰宅。
 今までの分を取り戻すかのように眠る。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ドライブに連れて行って。

 天塩までドライブに。
 天気も良かったので、アクセルを踏む足に力が入る。
 軽く筋肉痛になる。

 まさかまさかまさか。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
君を救えぬ夜は眠れない。」(ドルアーガーの塔のキャッチコピー)

 私は、「ドルアーガーの塔」というゲームシリーズが好きだ。
 魔王にさらわれ、お姫様を救いに行く王子様、って設定がとてもよかった。
 めちゃめちゃ少女漫画。
 そういう設定が好きで、小学生の私はハマってた。
 

 で、「ドルアーガーの塔」。
 宝箱の出し方がわからなくて、攻略本を買った。
 それでもクリアできなくて、壊れてるんじゃないか、とナムコに電話しようとしたが
 理性が止めました。
 結局取らなければならない宝物をひとつ取るのを忘れていただけだった。
 電話しなくて良かった。
 
 
 で。
 これの続編(話的には戻るんだけど)で
 「カイの冒険」ってのが出た。
 このゲームは、アクションゲームなのだが、
 武器っつーか攻撃は一切できない。
 敵からひたすら、逃げる、よける、で進んでいくゲーム。

 60階で一応「ストーリー」は終わるのだが、ステージは100面まで続く。
 そのスペシャルステージっつーのが死ぬほど難しい。

 でもまぁ、時間はかかったが、クリアした。
 で、何気なく「カイの冒険」について書かれているサイトを色々と読んでみたのだが…、
 このゲームをクリアしてない、って人が結構いるのだ。
 
 あまつさえ、
 クリアした人いるのか?とか。
 こんなのよほどのヒマ人か、マゾじゃないとクリアできないって、
 書かれていたりもする。

 いや、ふつーに面白くて、頑張ってクリアしたのに…。



 なんだか、 私、実はマイナーなゲームばかりクリアしてて、
 「スーパーマリオ」とか、メジャーなモノをクリアしていない気がしてきた。



 ハート型の「幸せのピノ」が出たけど、なんとなく悲しかっただけなのは、そんな理由からだと思います。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
羊たちは何を知る。

 よく目にする。
 「せっかくだから〜を選ぶぜ」
 のネタ元を偶然に知る。
 そうか、そうだったのか。
 デスクリムゾン、やりたいなあ。
 誰か持ってないかな。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本一辛いカレー体験記。



 日本一辛いカレーが稚内にあるという情報を手に入れる。
 友人Aに相談し、2人で挑戦する事に。
 その店の名は「ヴァン」。
 その店は入りにくかったので、その隣りにある
 「ヴァンのとなり」という店に入る。
 ここでも、「ヴァン」と同じカレーを出す、と聞いていたので。


 


 ともすれば、どこにでもよくある、大衆食堂である。
 うーん。
 とても日本一辛いカレーを置いてあるとは思えない。
 とりあえず、中に入る。
 やっぱり、どこにでもよくある、大衆食堂だ。
 メニューを見る。


 
 
 「ヴァン激辛カレー」発見。
 これか。
 日本一辛いカレーは。
 

 ・・・・・・・・しかし。
 本当に辛いのか?
 とてもそう辛そうには思えない。
 しかも「日本一辛いカレー」という事なのに。
 このメニュー表からも、そんなに辛い、とは思えない。
 騙されたか?


 とにかくおばちゃんに、
 「ヴァン激辛カレー」と声高らかに注文をする。

 おばちゃん、厨房に向かって、

 「インドカレー!」

 とさけぶ。




 マテ。


 なんだよ、インドカレーって。
 「ヴァン激辛カレー」って書いてるじゃねーか。
 それともアレか。
 名前なんて飾りか。

 しばらくすると、「インドカレー」がやってきた。
 おばちゃん、耳元で。
 「食べた事、ある?」とささやき、私達の返事を聞かないままそそくさと奥へ
 
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 友人と、目と目が合う。
 後悔しても、カレーは目の前だ。
  
 

 おばちゃん、今度は水を持ってくる。
 どん。



 



 ひぃーーーーーーーーー。

 なんですか、この水は。
 不安。
 絶望的な気分のままカレーが出てくるのを待つ。


 
 
 ドキドキしながら、カレーを食べる。
 一口目は、ああ、ちょっと辛いカレーだな。。。。
 という感じだった。
 
 
 だが。
 3口目から、おかしくなった。
 体が熱い。
 変な汗が出る。
 目の前の友人も、挙動不審だ。
 怖くて、見れない。

 おいしいとか、マズイとか。
 そういうレベルじゃない。
 ただひたすら辛い。
 コショーと唐辛子、あとは訳の分からない隠し味。
 ダイエットには向いてるかも。
 
 結局。
 私は敗退。
 友人は完食。でした。
 
 
 帰りがけに見た、店の前の「のぼり」。

   

 お客とインド人を軽く小バカにした感じのイラストが、
 とても腹立たしい。
 
 「チョットカライ??」じゃねーよ。  
 すっげー辛い。
 存在を疑いたくなる辛さだ。
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

せっかくだから俺はこの赤いシェーキを頼むぜ。

 行ってきました、ロッテリア。
 私の中で話題の「キムチシェーキ」を飲みに。
 選挙成績12位という中途半端な順位なのにもかからわず、販売している例のアレ。




 


 



 味の方はと言えば。
 「作って!」という声にお応えして、とあるが、
 それって幻聴じゃね?
 と聞きたくなる味。
 何がしたいのか。
 どこにむかているのか。
 
 飲めば飲むほど気分が悪くなる。

全部飲みましたけどね。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

聞く、知る、学ぶ。

 英語の授業で覚えた日本語って、結構多いと思う。
 「しばしば」とか「くさめ、くさめ」とか。


 「寒」って漢字が、長い間書けなかった。
 今でも書く時は緊張する。
 点は、思っているのと逆に書く!と
 わけのわからん覚え方をしてる。
 
 某お店に行く時も。
 思った道とは逆に行くと着く、という覚え方をしている。

 覚えてんだか覚えていないんだか。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

飾りなのよディスプレイ。

 近所の食堂。

 

 

    


 この画像からはわかりにくいが。
 この見本の品々。

 めちゃめちゃマズそうなのだ。

 笑えるほど焦げてて、麺やご飯は真っ黒だ。



 でも、実際はおいしいです。ここ。
 ちなみに、稚内では「あんかけ焼きそば」の事を「チャーメン」という。
 本日のトリビアでした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人よんでさすらいのヒーローも、火消しのウィンドも呼んでいるのは自分だけ。


 それは、一本のビデオテープから始まったー・・・・。


 友人から、ビデオ借りたんです。ビデオ。
 タイトルは「怪傑ズバット」。
 おもしろいよ、という軽い知識しかないまま、ビデオ鑑賞開始。




 開始5分。で。

 いやいやいや。
 まてと。
 少し、落ち着かせてくれよと。

 もう次から次へと突っ込みの連続。
 突っ込みを入れている間に、また次の突っ込みどころがやってる。
 まさに、突っ込みの自転車操業。

 場所の移動も。話の展開も。主人公の思考回路も。
 ありえない速さ。
 ついていけません。

 内容を簡単に書くと。
 第1話で飛鳥って主人公の友人が殺されて。
 その犯人を探し出し、復讐する・・・・ってのが目的。
 な の で す が。
 凄いです、主人公。
 悪役が、冤罪で主人公に倒されるなんて番組は、これだけじゃないだろうか。

 例えば第6話。
 主人公「飛鳥を殺したのはお前か?」
 敵「いや、違う」
 主人公「・・・本当か?」
 敵「本当だ」 
 次の瞬間、いきなり顔面パンチ。
 え、もしかして聞いただけですか?

 しかも倒した5秒後に、
 「飛鳥・・・お前を殺した犯人は今回も違ったよ。」って。
 どんな歪んだ思考回路ですか。
 突っ込み入れすぎて、疲れ果てました。

 ちなみに次回予告では、
 「ちびっこのみなさん、怪傑ズバットのマネは危険なので絶対にしないで下さい」
 とナレーションが入るのですが。
 ええ、危険です。


 独断と偏見で、罪を「お前だろう、お前がやったんだろう」ともう抵抗する気を無くした人を一方的に倒したり、
 敵とこれから対戦、って大事な時に、ウザイくらいキザなポーズと長々しいセリフを口して、
 相手を必要以上にイラつかせたりするのは、本当に危険だと思います。












トップへ戻る









inserted by FC2 system