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ここにあるよ。




 

 この木は、ドライブ中に偶然見つけたもの。
 
 私が恋人に、
 「ムーミン谷の木、だって〜ウソくさいよね〜(笑)?」と笑顔で話し掛けると、
 恋人は愛想笑いひとつ無しに、
 「いや。だってウソだもん。」と。
 













 この降り積もる雪は、私と恋人の関係を凍らせてくれる。

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1月8日。一か八か。勝負事の日。

 「Loft」のエスカレーターに乗っていた。
 
 私の目の前には親子連れが乗っていた。
 見た目は、何処にでもいる普通の36歳位のお父さんと5歳位の息子。

 会話が聞こえてきた。
 親「・・・かどうか。半か、丁か!?」

 最初のほうの言葉は聞こえなかった。
 が、すごい会話だ。
 
 そんな私も昔。お年玉を貰う時。
 本を3冊出され、どれか一つ選べ、と言われた。
 ちなみに、千円札・5千円札・1万円札のいずれかが入っている。
 それがお年玉だ、と。
 
 5千円が当たった。
 「つまらない奴。」と言われた。
 お父さまは、私の人生に何を期待していたのだろうか?
 


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声をきかせて。


 留守番電話にメッセージを吹き込むのは、苦手。

 しかも、その留守電メッセージが、
 「はあぃ、電話ありがとう。今日はキミとお話が出来なくて、とても残念。
 せめてキミの声を残していってね。じゃあ、準備はいい? ピー」
 と甘いハチミツボイスの男の人の声でだったり。
 
 「発信音の後にメッセージをお願いします。なお、制限時間は5秒!頑張れよ!ピー」
 「あなたがおかけになったせいでこの電話は・・・・・ああああああ!!!ピー」
 だ
ったりしたら、ますますメッセージ入れる気を無くす。

 
 どうでもいいけど、実話です。
 


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ダウトを探せ!


 最近、同じ職場の1つ下の女の子が新聞に載った。
 「ウマ年のヒト」という事で、でかでかと写真つきで載ったらしい。
 (らしい、というのは、私は、まだその記事を見た事が無いから)
 
 窓口に座っていたら、10人以上のお客さんに
 「新聞載ってたでしょー見たよー。」
 と声をかけられるようになった。

 初めは「ちがうんです。」と否定していたが、
 だんだんめんどくさくなってきたので、
 10人目位のお客さんからは、
 
 客「新聞に載ってたねー。」
 私「はい。」
 と改心の笑顔で、全面的に肯定

 その本物とは違い、
 へび年生まれだし、結婚もしてないし、ポルトガル人のメルトモもいないんだけどね。
 なにより、顔が違うって。





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題名の無い音楽会。


 気が付くと、あちらこちらから聞こえる色々なメロディー。
 これがウワサの着メロか。
 作ったりダウンロードしたり、みんなマメだ。
 
 パソコンのキーボード押すと、
 「カシャ」「ポーン」「キキーッ」とか効果音が流れる設定になってると 妙にムカつくのは、
 私の心が狭いからか。

 でも、トイレットペーパーの芯の部分が機械になっていて、回したら音楽流れるヤツは好きだ。
 あの地味で、意味なんか無くて、さりげない所が。


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私の名前をあてて。


 電話で、名前を聞かれる事がある。
 で、どんな字か、と聞かれる事がある。これは、無知な私にとって難関だ。
 
 前に、「由」という漢字を説明する時に、
 なんて説明したらいいのか分からなくて、途方にくれて、絶望的な気分のまま、
 「田んぼのタの字の上が突き出たやつ、・・・です・・・。」と言ったら、
 電話の向こうの上品そうなお姉さんに
 

 「はぁ?」
 
 と言われました。
 ああああああああ・・・・・・やっぱり分からないよね、こんな説明じゃ。
 それは、分かってるんだけど。う〜ん・・・。
 それでも、一生懸命に「田んぼのタの真ん中の棒を伸ばすんです。上に。」と
 電話越しなのに、鉛筆の先を上にあげるという、ジェスチャー付きで説明
 理解力のあるお姉さんで、
 「う〜ん・・・・・あ!「自由」のユウね!?」と分かってくれました。
 
 そういえば、昔、「妙子」って名前の女の子がいて、
 自分の名前の字を説明する時に、
 「妙な子供です。」と言っていた彼女は真っ直ぐ育ったかしら。



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セーコーマートへ行こう。


 セーコーマートに行った。
 
 牛乳を買おうと思ったら、冷蔵庫の前にスーツを着たサラリーマンがいた。
 年齢45歳。中年太りが気になる年頃。腹だけは部長クラス。
 真剣に、飲み物を選んでいた。
 
 最初は、森永ミルクココアを手にとった。
 しかし、迷ったらしく、イチゴミルクへ手が伸びる。
 (見た目のワリに、ずいぶん甘いもの飲むんだな〜。
 どうでもいいけど早くしろよ、俺が取れねーじゃん。)
 と私が思考の海を泳いでいると、
 なんと「マミー」を取り出す、部長。
 
 「ぶ、部長!マミーっすか!?

 と驚いていると、そんな私を察してか、
 結局は森永ミルクココアを選びました。
 ああ、良かった。マミーだけはイヤ。
 イヤ、別にどうでもいいんだけど。

 
 
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これっぽっちのドラマ。


 私は、たまに窓口にも座っている。
 今日も、お客さんが「235円」の電話料金の振込み用紙を持ってきた。
 「これしかないんですけど・・・すいません。」と申し訳なさそうに、
 1万円札を出すお客さん。こういった謙虚な人もたまにいる。
 
 そんな腰を低くしなくても・・・大丈夫ですよ!
 9765円位、私、一生懸命数えますから!
 「これでもくらえ!俺は客だ!」位の勢いでもいいんですよ〜!と思う私。
 

 で、こういったお客さんに会うたびに思い出す事がある。
 あれは、去年の冬の事。
 
 これから、飲み会に行こうという時。
 飲み会・・・会費・・・千円札は必需品。
 しかし、友人の財布にはあいにく、万券3枚と千円券1枚しか入っていなかった。
 そこで友人は、コンビニでガム買って、万券くずすから付き合って、と言い出した。
 「いいよ♪」と私。
 
 一緒にレジに並んだ私と友人。
 「105円です。」と店員。
 そして、私の素敵な友人は「これしかないんですけど・・・」などと余計なことを言いながら、
 紙幣をカウンターの上に置いた。
 なんとなく見ていると、友人が出したのは、千円札
 私が、「えっ・・・!?」と思っていると、友人も気付いたらしく慌ててその千円札をしまう。
 
 そして、驚きべき事にその友人は、何事もなかったかのように、
 「これしかないんですけど。」
 といいながら、おもむろに万券に出し直したのだ。

 「おまえ、さっき千円札出したじゃん!
 しかも、「これしかないんですけど。」って!?
 さっきの千円札は一体なんなんだ!?

 というのは、店員のセリフではなく私の心の叫びでした。
 でも、私はそんな友人が大好きです。


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ごはんにしよう。


 文書庫の整理の為、仕事へ。
 こんなに運動したのは久しぶり、と感じた自分は何かヤバイと思う。

 お昼は、近くの洋食屋さんで、「本日のカレー」を食べた。
 昨日のカレーが良かったな。

 
 レーズンパンのレーズンが嫌い。
 酢豚の中に入っているパインが嫌い。
 肉じゃがの中に入っているグリンピースが嫌い。

 学校給食には余計なものが多かったと思う。
 で、肝心のものが足りなかったと思う。
 ・・・人間の割合にも似ている。



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おとぎ話をおしえて。


 あの「生首育成ゲーム」が正式に日本上陸!
 エビアンLOVE! D-DIRECT「生首育成」特典発表
 
 生首育成ゲーム(恋愛育成シュミレーションゲーム)に付いて来る、
 特製生首マウスパット。すごい世界だ。
 このゲーム、ひょんな事から植木鉢の生首(愛の女神「エビアン」)を育てるという内容なのだが。
 すごい世界だ。
   
 よく、ゲームセンターで、ぬいぐるみが首吊りにされてグルグルゆっくり回っている。
 キーホルダーでも、首チョンパのキャラクターが売られている。
 昔の童話に出てくる王子様は、死体にキスする死体愛好者ばかりだ、
 と何かの本に書いていたが。
 何年後かの未来人に、
 私たちの時代の人は生首を愛する生首愛好者だったと描かれるんじゃないか、と。
 今日も不安で眠れない。



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ドラマティックな恋がしたい。


 今日、さんまのからくりテレビを見ていた。

 サラリーマン早調べクイズ。
 女の子が、10年ぶりにずっと好きだった相手に電話をかける事になった。
 ずっと連絡をとっていないので、相手に恋人がいるのか。
 いや、結婚してるのかどうなのかさえも分からない。
 「自分の気持ちを伝えなきゃダメです!」
 そして、熱い安住アナに背中を押されて、電話をかける女の子。


 もはや、番組の趣旨は変わってる。 

 女の子
「あのね、今クイズやってるんだけど・・・
     イギリスの2つの政党は、何でしょう?」



 安住アナは急いで駆け寄り、
 壊れそうな勢いで、電話ボックスのドアをを開ける。

  
そんな事話してる場合じゃないでしょう!?
  結婚してるかどうかは聞いたんですか!?
 
  ドラマ
はもう始まっているんです!!!!」
 
 もはや、番組ジャンルさえも変わってしまった。



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卒業写真。


 小学校の卒業アルバムを見るのが好きです。
 彼氏のアルバムを見せてもらいました。
 あ、よせがきがある。どれどれ。
 「中学生になったら、スポーツと勉強を両立させる」とか「ともだちたくさんつくります」とか書いてある。
 どこのガッコもかわんないな〜と思っていると。
 その中のひとつにこんなのがあった。 

 「中学生になったら、勉強をがんばる。ワーイ。

 あ、絶対コイツ勉強しねぇよ、と見えた瞬間とかおもしろい。
 コレに関しては、色々書きたい事があるので、今度別に書く。

 しかし。彼氏の写真もロクロク見ずに。
 見ず知らずの小学生の作文を真剣に読みふける私って…
 と全く思わなくも無い。



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言霊。



 彼氏に頼まれて、一枚の真っ白な用紙に「あ」から「わ」まで、ひらがなを書いた。
 「何に使うの?」と聞いたら、
 これを、ランダムに1枚選び、おじいちゃんおばあちゃんに見せて。
 「あ」なら「あ」から始まる言葉を言ってもらうんだ、と彼氏。

 
 そのイベントで。
 高らかに「な」の文字を掲げる、彼氏。
 「なすび」「なっとう」「ナースコール」←(!)という回答の中。
 こんなのもあったらしい。








 「南無○法蓮華○」


 
いやぁ、だから老人は怖い。

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プリーズミスターポストマン。
 

 今日は、職場の人達(ほぼ)と鍋。

 郵便局は、内務と外務に分かれている。
 内務というのは、窓口でニコニコ座ったり事務処理をしたりする仕事。
 外務というのは、郵便物を配ったり貯金保険の集金をしたりする仕事。
 同じ局で働いていても、お互いの仕事っていうのは、 意外とよく分からない、見えない部分があるもの。
 こんな機会だから、普段疑問に思ってることを聞いてみよう、と、
 同じ郵便局で働く郵便局員から、色々な質問が飛び出す。



質問その1
 「配達の人は、かわいい女の人の所の普通郵便物(ホントはポストに入れるだけ)は、
 インターホン押して、直接手渡しする、って本当ですか?」
 
質問その2
 「配達の人は、小包を届けようとドアを開けたら、バスタオル1枚のお風呂上がりの女の人が出てきて、
 萌えたりする、って本当ですか?」

質問その3
 「配達の人は、かわいい5,6歳の女の子が道端で遊んでいたら、
 お菓子あげるから一緒に遊ぼうって誘う、って本当ですか?」
 
「郵便局の男の人たちは、みんな風俗へ行く、って本当ですか?」
「郵便局員は変態が多いって・・・・・」


 繰り返します。

 
同じ職場で働く人たちからの質問です。

 
信頼関係が、はっきり判りますね。


 注:郵便局の人たちはみんな真面目に働くいい人ばかりです。念のため。














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