ハッピーニューイヤー?


 2005年。

 変化したものは、
 職場、部屋、車。
 変化しなかったものは、
 恋人の有無、趣味趣向、ネット中心の生活。
 低下したものは、
 記憶力、コミュニケーション能力、日記更新の頻度。

 さて、2006年がはじまります。
 皆様、2006年もどうぞよろしくお願いします。




 コタツの中か布団の中かお風呂か。
 それ以外の場所では、生きていけない。
 そんな季節がやってきた。
 廃墟めぐりもできないので、趣味を読書に変更。

 という事で年末年始に読んだモノを記録。



 森博嗣の小説。S&Mシリーズとよばれているもの、10冊。
 1回以上読んだ事があるものだけど、面白かった。
 漫画も小説も何回も読む派だ。
 頭が悪いせいで、1回読むだけでは理解できないのだ。


「博士の愛した数式」
 本屋に行けばズラリと並んでいる、
 1月の終わりには映画になる、今話題の小説。
 ラストの一文がとてもキレイで印象的。
 28歳の今、読んで良かった。
 寂しいほどにあっという間に読み終わってしまった。


「青の炎」
 若い。私には若すぎるお話だった。
 高校生の男の子向けだと思う。
 と書きつつ、最後ちょっと涙ぐんだのは、内緒。
 すっごく不本意。


「姑獲鳥の夏」
 京極夏彦は多分私には合わないんだろうな…。
 使う言葉…表記が独特なためか、単純に文字数が多いのか、私がのれなかったのか、
 なんだかえらく読むのに時間がかかった。
 推理小説なのに登場人物表が無いのも、わが道をいく感じ。
 まぁ、もう一冊「魍魎の匣」を読んで決めるか。


「百夜行」
 もうすぐドラマ化される小説。
 内容を知らずに買ったのだが、驚いた。
 人物は次から次へと出てくるし、月日もどんどん流れる。


…作りましたよ、登場人物表。

 
 50名近く近く出てきます。
 20年近くの年月が流れます。
 
 ヒーローとヒロインはいるけど、語り手では無い。
 語り手は、彼、彼女らの周りに居る大人であったり、子供であったり。
 どんどん交代していく。
 厚いけど、読みやすかったので、これもあっという間に読み終わりました。 
 


 読み終わった後に、ドラマの公式ページを見てみた。
 驚いた。

 ネタバレしてる…

 小説の最後から物語は始まるらしい。
 どうするつもりなのか、思いっきり不安。


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キミに年賀状を送ってあげる。

 友人が年末に
 「最近、自分の名刺を作った。
 自分でいうのも何だけど、スゲーかっこいい。
 あまりにも気に入って、年賀状のデザインに流用したwww」
 と言っていた。

 その友人から遅めの年賀状が届いた。
 フツーの犬の写真の年賀状。
 



 …私はもしかして嫌われているのだろうか。



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デスノート(遠足前の学級会偏)


最近デス・ノートを読み出した。
面白い。
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4年2組

夜神月…学級委員長。 
夜神総一郎…あだ名は「父さん」。真面目。夜神月を信頼している。
夜神さゆ…妹キャラ。夜神月を頼りにしている。
弥ミサ…クラスのアイドル。夜神月と付き合っている。
エル…アウトロー。夜神月しか友達がいない。
リューク…不良。なぜか夜神月には逆らえない。
高田…書記。才女。夜神月と付き合っている。

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━学級会━
議題「バナナはおやつにはいるか」

夜神 月 「では、バナナはおやつにはいるかどうか、ですが、
      入る、という事で結論とします。」

リューク「ち…ちょっと待ってくれ、月(ライト)!
     バナナがおやつに入ったら、リンゴも入るって事になるんじゃないのか!?それは困る!!」

夜神 月「いいか、リューク。
    バナナは、カロリーも高く、甘い。値段は、1本30〜50円。
    味にしろ価格にしろ、お菓子と酷似しているとは思わないか?」


夜神総一郎「…さゆ、お前はどう思うんだ?」

夜神 さゆ「え?あ、あたしに聞く?あたしもおやつに含むでいいかな…」

夜神総一郎「そうか…」

夜神 月 「父さん、納得いかないみたいだね。」

夜神総一郎「まぁ、今回の問題は難しいからな…・
      しかし、バナナをおやつに含むとなると、簡単には賛同できない。
      なぜなら、おやつは200円までと決まっているからだ。普通のお菓子分が減ってしまう。
      
エル   「夜神さん…、じゃあ、バナナを持ってこなければいいじゃないですか」

夜神総一郎「しかしだな、私はどうしてもバナナが食べたい。」

夜神 月 「キミはどうだい?(ミサの方を見ながら)」

弥 ミサ 「ライトがおやつだというなら、おやつだと思うわ。」

夜神総一郎「なっ…カオか!?顔がよければ正義だとういうのか!?」

エル   「夜神さん落ち着いてください…。
      いいですか、バナナはおやつに含まれる。
      そう、少なくともこのクラス内では決まってしまったのです…。」

夜神総一郎「…ば、馬鹿な!バナナがおやつに含まれるハズは…そんな事…」



高田は「学級日誌」と書かれた黒い表紙のノートを開き、そこに
「バナナはおやつに含まれる」とそう書き記したー。


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とりあえず、こういう話ではないんですけどね。



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キミは本当はできる子なんだから。

 真夜中にレンタルCD屋に行った。
 「sakusaku」という番組で知った
 「キンモクセイ」の「冬の磁石」というCDを借りたかったのだ。
 残念ながら、そのCDは無かった。
 仕方無いので、古いアルバムを借りる事にした。
 「キンモクセイ」のコーナーで5分程、眺めたりしていた。

 私の隣でも20代後半の男の子がCDの前で、ずっと動かない。
 私は彼を残して、CDを手にレジへ向かう…。

 しかし、次の瞬間、
 「すいません、それ(キンモクセイ)、いいですか?」
 と私の隣にいた男の子が話しかけてきた。
 どうやら借りるCDを悩んでいるようだ。
 暇だったので、一緒に借りるCDを選んであげた。

 …なんかこんな事が前にもあったが、
 私は何か相談しやすい顔をしているのだろうか。
 実は電波で無知で頼り無い女なのに。
 見る目が無い少年に同情と罪悪感を抱いた私は、
 一生懸命CD選びに付き合った。


 言葉少なに、あたりさわりの無い会話もする。
 ネットの話も、
 最近買ったガンプラ(MG・Zガンダム・バージョン2)の話も、
 廃墟の話も無しだ。
 大丈夫、私だってやればできるハズ。

 音楽の話から「着メロ」の話になり、
 「「着メロ」は何ですか?
 と聞かれた。


 …。
 現在の私の着信メロディ。

 電話…ドラクエ2のパスワード入力画面のBGM。

 メール…ドルアーガの塔の面ステージ開始5秒。

 目覚まし…女神転生の最終ダンジョンBGM。






「機械オンチで、特に入れて無い。」
 と堂々と答えた。
 やっぱり私はできない子だと痛感した。


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郵便局員になって良かった。


郵便局に入って良かったなと思った事は?と聞かれたので
「電算機のM+とM−の使い方を覚えた」と答えたけれど、
もっとこう…お客様と出会って云々というハートウォーミングな話をした方が良かったのかな。
まぁ、特に無いけどな。


郵便局員のワリには私は郵便番号も地名も知らない。
電卓を叩くスピードも紙幣を数えるスピードも素人よりはマシかな〜というレベル。
戸籍謄本や人の名前の読み方も昔よりは読めるようになったけど、
やっぱり分からないものは分からない。
分からない事を分かっただけマシか。

郵便局員と付き合うと、こんな良い事があるよ!って何だろう。

同じ職業の女の子。
家計簿をつけていた時に、
職業柄、お金が1円でも合わないとイライラしちゃって、ダメなんだよね、なんて言ってたけど、
それは確実に職業の問題では無く性格の問題だと思った。
もし彼女が自衛隊でも司書でもきっとイライラするんだろうと。


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ガラスの貴公子。


ディスプレイの調子が悪い。
機嫌が悪ければ5分ほどで、画面が暗くなり消える。
機嫌がよければ1日持つ事もあるが、落ち着かないし保障期間内という事で店に修理を依頼することに。

某電気屋にディスプレイを持ち込む。
「ディスプレイなんですけど、5分程つけていると少し暗くなって、次に完全に真っ黒になっちゃうんですよね。
よーく見るとうっすらと動いているのが分かるんですけど…
買ってから1年半しかたってないんですよね。
まぁ、結構つけっぱなしではあったんですけど…」
口頭の説明だけで、
「あ、バックライトの寿命ですね。保証書ありますか?」
と淡々と工場行き手続きをはじめる。


え?え?
お兄さん、全然見てくれないの?
私の話だけで判断しちゃうの?
ホントに寿命なの?
1年半で死亡しちゃうもの???
ホラ私の何か設定の間違いとかかもよ?
と思っていたのですが、あっさり入院決定。
あぁ…。


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はじめての廃墟オフ。


初めて廃墟オフに参加した。




待ち合わせ場所は、羽幌の道の駅。
朝9時集合。
朝の5時に出発する予定だった。
が、目覚めると
6時半
軽くめまいがした。

昨日、朝方まで1年戦争(ガンダムのゲーム)で戦ったり、
部屋の掃除をしたり、遺書を書いたり、CD焼いたりしていたからな…。
とりあえずオフの主催に遅れると連絡し、出発。



道の駅到着は10時半。
まだ会った事も無い人々は、1時間半も道の駅で待っていてくれた。
「お前は時計もよめないのか?」とか
「タイム・イズ・マネー!」とか叫ばれたらどうしようと思っていたが、そんな事は一切無かった。
優しい大人たちばかり。
ああ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。



そして、廃墟探索ははじまる。
5人いて、5台の車で移動する。

うわー仲悪そう(笑)。

まぁ、住所もバラバラだし仕方ないと言えば仕方ないか…。

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さて、廃墟に興味のある人は、リンク先へどうぞ。

羽幌町 羽幌炭鉱 通。

沼田町 昭和炭鉱。

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はじめての「廃墟好き」との「廃墟巡り」はとても楽しかった。
…まぁ、一部「付き添い」等違う人も居たけど(笑)。


今回のオフの主催の名前も、実は本名だと初めて知る。
珍しい名前なのでてっきりハンドルンネームかと思っていたのだ。
私も思わず本名…苗字を名乗った。
オフ会で苗字を名乗るなんて、はじめてだ。

廃墟マニアな人ばかりなので、
「そこ!チョロチョロしない!!」とか怒鳴られたらどうしようとか色々心配していたが、皆優しかった。
まぁ内心、「この素人め!」とウザがられていたかもしれないが…。
とりあえず足手まといにはならないように、後ろからテクテクついていく。


はじめての廃墟オフ。
なんとメンバーのひとりが
資料まで作って来て、配ってくれるサービスっぷり。
しかも、カラーだったり、地形図がついていたり、内容も細かい。
こんなどこの馬の骨とも分からない他人のために…。
社会科見学のしおりも思わず逃げ出すぞ。

「ここ写真撮った?」とか、「こっちおいでよ。眺めがいいよ。」とか、とても気を遣ってくれる。
まぁ、その「こっちおいでよ」のセリフが、
200メートル先の山の上から聞こえてきた時は、
聞こえないフリをしようかと思ったが。











帰宅後はドロドロの車とスニーカーとジーンズを洗う。
ゴールデンウィークの終わりを感じながら。


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四字熟語を教えて。

四字熟語が好きだ。



ずっと前に友人に教えてもらったサイトが面白くて面白くて、
久し振りにずっとやってしまった。


四文字熟語フラッシュ



ひとつの漢字に目をつけて、
「あ、あれかな?」と予想をつけて、
他の漢字も探して、予想通り合っているととても嬉しい。

でも、「自動改札」とか「身体測定」とか、
「そりゃなしだろー」と言いたくなるのもたまにある。
暇な人、パズル好きな人、四文熟語好きな人は、
「大願成就」目指してどうぞ。



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ネガティブな旅人達へ。

帯広の幸福駅とやらへ行く。





願いごと館閉鎖している…。

願い事なんて叶わない!
この世にあるのは絶望だけ!と
絶望先生のネタを思い出したのは私だけではあるまい。






さて、これが幸福駅だ。






名刺、写真、切符、メモ帳…ありとあらゆるものが張られている。
ここは他力本願寺。
願いを神様に他人に何かに託しましょう。















駅の横には、水。
駅の奥には、鐘。
みんなガランガラン鳴らしていた。








列車もある。










内部へ。














壁や窓サッシや天井にたくさんのカキコミ。
日付は新しいものが多い。
ネタとしか思えないカキコミばかりだ。












本当は、グリュック王国も行きたかったんだよなぁ…。
近いうちにまた行くか…。



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ジェットストリームアタックだ!





ジェットストリーム・アタックだ!



さすがに同じ機体を3体作るのははじめてだ。
1体目と2体目と3体目だと組み上げるスピードが違う。
3体目は説明書をほとんど見ないで、独自の順序で組み上げた。

スペースさえあれば、12機のリックドムを組み立てて転がして、
RX−78をそばに置いて、
12機のリックドムが全滅?3分もたたずにか!?の世界を作りたい。
それにしても私のガンプラの棚は、数のワリに種類が少ないなぁ…。


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ハラウマドライバー。


海が見たい、と言われたから、ハンドルきって♪
(ポルノグラフティ 「ハネウマライダー」)

という事で、石狩へ。




ついでに石狩観光でも、とその辺に掲げてあった「石狩観光地図」を見る。
どうやら「ブロンズ像 無辜の民」が目玉らしいので、
それを見るか、と移動。
看板発見。







…。

けもの道だ。


しかも、道の真ん中に柵。

見せる気があるのだろうか?
不安になりつつも、けもの道をすすむ。










すでにお客さんが。
私たちが来ると、去ってしまった。

説明の看板と、申し訳なさ気な電灯、そしてブロンズ像。







彫刻家 本郷新の代表作のひとつ。
「無辜の民(ムコノタミ)」はシリーズで全部で15点あるらしい。
戦乱や干ばつで生きる自由を奪われていく民衆の姿を表しているらしい…が…。



うーん。

暗い。
















「とまれ」の看板。



大きい。
写真ではよく分らないかもしれないが、普通の4倍ある。
スーパーマリオ3でいえば、4のステージ。巨大の国。
割ったら、4つに分かれそう。








不法投棄の車。
V8エンジンを積んだ、トヨタ クラウン マチェスタ。

ストリートファイターのボーナスステージみたいだ。





石狩観光終わり。


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夏の風物詩。





「新潮文庫 夏の100冊セット」というものがある。
約2500冊だかの中から厳選された100冊の本が、セットになったというもの。
ちなみに10年前の夏の100冊セット。
定価46,200円。本棚(箱?)つき。送料無料。


そして毎年それはあり、今年もある。
本の数は110冊になり(上下巻の関係。昔は切捨て。)、
箱は無くなり、そのかわりに「「しおり」と「ブックカバー」がついてくる。
価格は56、117円になった。送料無料。
夏の100冊

どうでもいいが、あおり文字。
「お中元」には、ちょっと厳しいと思う。


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冒険がはじまる。ドキドキがはじまる。

「秘宝館」に行くというオフ会がある事を知り、参加してきた。





今回のオフは、ミクシィのオフ会。
初めて参加だ。

ミクシィの友達作ろう系、飲み会系のコミュに入る予定は無かったのだが、
オフ会で「秘宝館」に行というコミュを見つけ、慌ててコミュに参加した。
秘宝館…。
絶滅寸前の施設。
下らない事に大金をかけた施設(褒め言葉)。
ずっと行ってみたかったのだ。
まさか、普通のコミュのオフ会でそこに行く集まりがあるとは…素晴らしい。



人様の車に乗せてもらって定山渓へ。
車は、全部で4台。
内訳は、
ドイツのコンパクトなFR車、今時仕様のホンダのミニバン、マツダの軽自動車、いすずのSUV。
まぁ、一致しても気持ち悪いが、
その4台の車のジャンルがあまりにもバラバラで面白い組み合わせだなーとぼんやり思っていた。







そんなこんなで秘宝館到着。
秘宝館は、懐かしい色と無駄な金のかけ具合とやる気の無さが入り混じった面白い空間だった。
金と時間に余裕があるなら、
人生において1回行ってみるのもいいかもなー、といった感じ。









廃墟感たっぷりな外観。
秘宝館の横には謎の仏像。
その裏には雑草に覆われた公衆便所があった。
もっとも、雑草に覆われ、辿りつけない。
廃墟、探索好きの血が騒ぐ。
が、今日は廃墟オフではないので、我慢ー。

 




















仏像の裏。
この奥に公衆便所が。

建物はいい朽ち具合だ。
階段、上れるのかな…。







入場料は本来1500円。
しかし、中の設備が故障(?)しているため、1200円に値下げされていて、
しかも団体割引が適用され、1000円で入場。
まぁ、この入場料が安いか、といわれれば、黙り込むが。








秘宝館の上はレストランになっているが、閉鎖中。
しばらく開いた気配は無い。
パンダと人魚がいるレストランなんて魅力的な看板つけるなよ…
無理にでもはいりたくなるじゃないか。

 












こちらは、おみやげコーナー。
ショーケースの中は、ガラガラ。
アダルトビデオがポツンと販売されていた。













秘宝館の中は、ありとあらゆる動物の剥製(交尾中)やら、
「よろめきの部屋」といった謎のアトラクションやら、
ベリーダンスショーという謎の人形の踊りやら、
故障寸前のおみくじの機械やら(たまに2枚出たりする)、
アダルトビデオ鑑賞コーナーやら、
くだらない要素盛りだくさんです。



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未来のニュータイプたち。

GUNDAM 来たるべき未来のために
去年に引き続き、札幌芸術の森美術館へ。


去年一緒に行った友人と、再び私の車で行く事になったのだが、
道順は少しも覚えていない。
2回ほど間違ってようやくたどり着いた事しか覚えていない。
友人に「ね、道、わかる?」と聞いてみたが、
「なんとかなるよ」とポジ厨な回答。

結局、去年間違えた道を再び間違え、到着。
うん、去年よりはマシになったな。
来年も行く事があれば、今度はちゃんと迷わずたどり着きたい。






感想。
芸術を無理やりガンダムにからめたなw
といった所だろうか。
イマイチ、ターゲットが分からなかった。





そんな中、ニュータイプ適性試験があった。
試験の内容は、
「5枚のカードの中から☆マークの入ったカードを選ぶ」というもの。
2回正解すれば、合格。
遠隔操作をしているのか知らないが、なかなかニュータイプは現れない。

そんな中、一人の小学生の男の子(4年生位?)が合格になった。
母と、お兄ちゃん(6年生位?)が「おお!」と声を上げる。
2次試験を受けますか?の質問。
ニュータイプの男の子は恥ずかしがって受けたくない、と拒否している。
が、お兄ちゃんはせっかくなんだから受けろよ、と弟の背中を押す。

弟「やだよ!だったら兄ちゃんが受ければいいだろ(怒)!」

兄「だって俺、ニュータイプじゃねーもん(冷)」

弟「僕だって、好きでニュータイプになった訳じゃない(怒)!」


もう、萌え死んだ。

弟、兄、会話、できすぎw
周りの人も思わず吹いていた。

てか、小学生が「ニュータイプ」って言葉をよく知っているなぁ。
新しいガンダムは「コーデイネーター」だし。
初代ガンダムとかもDVDを借りてきて見ているのかなぁ?と疑問を抱きつつ、
会場を後に。


私たちが会場を出たところで、入ってくる親子(母と5歳位の女の子)と遭遇。
↓を遠くから見て「ほらほら、ガンダムがたくさんいるよー、目光ってるよー」と若い母親が子供に言っていた。




「いっぱいいるのは、ガンダムじゃない!
モノアイが光っているのは、ザクだ!」

と誰かマニアが本気で突込みを入れたら面白いなぁ、と妄想は膨らむが、
世界は優しく回り続けていた。


そんな秋のはじまり。



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小さな廃墟、みつけた。


平日休み。
天気予報を見ると、晴れのマーク。
慌てて、懐中電灯と軍手とデジカメの入ったリュックを持ち、部屋を飛び出す。
いつものガソリンスタンドでガソリンとタイヤの空気を入れ、準備万端。

さぁ、「紅葉」を見に行こう!


















36号をぐんぐん下り、厚真町の幌里地区へ。
小学生の卒業制作の町の案内図。
児童の家と名前が載っている。
てか、個人の家と小学校しか載ってない。
個人情報保護法の叫ばれる今では考えられないな…。















せっかく案内してくれているので、廃校にもなっている小学校へ。



小学校とハルニレの木。
















 

グランドには遊具。
親子ブランコとかジャングルジムとか、今は無きものが並ぶ。































さて、夜中には真っ暗になりそうな道を進む。














幅員減少の標識。











車一台しか通れなくなる。
減少しすぎ!
気分は、グラベルラリー。
前日に降った雨も手伝って、すべるすべる。














平取町でコイン洗車場を発見した。
せっかくだから洗っていこう、と洗車ガンを持つ。



洗車ガン。
私はただの長いノズルのものしか見た事がなかった。
が、ここのは、ちょっと変わったカタチ。
ロングマガジンのイングラムみたいだな、と思いつつ、洗車。

水鉄砲みたいだ。


















さてと、夕張へ。

やる気が感じられない飲食店の看板たち。
レタリングとかポップとかそんな言葉は無いらしい。
この、石炭を大きく書きすぎて、ラーメンの文字が小さく曲がっているのとか、
微笑ましい。











たこがラーメンを食べる、ってのはどこから来たイメージなのか。
























団地があったので、フラリと寄ってみる。
人が全く居ないし、耳が痛くなるほど静か。
なので、廃墟か!?と思ったが、窓にはちゃんとカーテンがついている。
どうやら人は住んでいるようだ。





団地前の公園(?)。







…怖い。

子供がまたがって遊ぶ遊具なのか、それともただのオブジェなのか…。
言葉にできない感情が芽生える。














閉鎖された幼稚園、学校。
シャッターが閉まった商店街。
避難勧告でも出ているのか、と疑いたくもなる。

神社や教会が廃墟になるのは不思議な感じがするが、
神も仏も信じない私が言うのもなんだな、と思い、黙って通り過ぎた。







札幌→千歳→早来→厚真→平取→夕張→三笠→岩見沢→江別→札幌
400キロのロングドライブ。
ダウンヒルを攻め、長い長いワインディングロードを堪能する。
エンジンの回転数と共に私のテンションも上がる。
秋のドライブは楽しすぎて、睡魔も近寄らない。


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バリバリ夕張。


石炭の歴史村…「炭鉱から観光へ」を合い言葉に昭和55年にできた、巨大テーマパーク。
石炭博物館、化石展示館、炭鉱生活館、生活歴史館、希望の杜、
シネマのバラード、SL館、動物館、ロボット科学館の9つの施設と遊園地から成り立つ。

しかし、夕張の財政再建団体移行に伴い、この施設は今年で閉鎖。





 

総合券販売所。
歴史村は、基本的に道が複雑で分かりにくい。
そして、無駄に広く、アップダウンが激しく、非常に過酷である。
一応、車椅子の貸し出し等も行っているようだったが、車椅子で移動するにはそうとう厳しい気がする。
ちなみに私は、この次の日に筋肉痛で動けなくなった。

そして、9つの施設を1日で回るのは、元気な若者でも結構、辛い。
そのためか、9つの施設をすべて見学できる「見学パスポート(2000円)」は、
その年度内であれば、未見学の施設見学が可能となっている。

















さあ、タイムトンネルを抜けて、いざ歴史村へー。
って、タイムトンネルって懐かしいな。






































ロボット館






    


入り口で歓迎してくれたのは、ウェルカムロボット「信介くん」。
レトロである。
「イラッシャイマセ…」といったカタカナな発音も萌え。




























案内ロボットのバリエちゃん
上に、各施設のモニターがあるのだが、中には壊れて映らないのもある。



















スタンプロボット「テッちゃん」
いちいちレトロである。




















片隅にあった漫画コーナー。
ロボットがでてくる漫画が並んでいる。
ドラえもんやドクタースランプはいいとしても、仮面ライダーはちょっと違うと思う。















 



















メイン。

 

2階吹き抜けの中央にそびえ立つ巨大ロボット「ユーバロット」
身長12メートル、体重40トン。
時間になると微妙に動き出す
これは動いている所。入った時にちょうど動いていたのだ。

























ロボットのコクピット内に入り、ゲームをする事も可能。


そして、このユーバロットが主役のアニメも、ちゃんと科学館内のシアターで上映されている。
80年代後半を思わせるロボットアニメで意外とよく描けているし、面白かった。
石炭をエネルギーに動いているのだが、大気圏もなんなく突破し、
敵のUFO(アダムスキー型)と宇宙で対決し、勝利する。
目から「復元ビーム」を出し、荒らされた森林等を再生させていたのには驚いた。
見た目はレトロだが、新世紀のスーパーロボットである。
(ちなみに、このアニメを見ている人は誰もいなかった。)

閉鎖されて、この子はどうなるのかは不明。





























 


鉄人28号やスーパー戦隊シリーズのロボが並んでいた。
この施設は、実は20代後半〜30代のお父さん向けなのではないだろうか…。































  

ロボットの展示は、こういったレトロなものから、アイボ、ファミコンロボット、ドラえもん…色々並べられていた。
適当感もぬぐえないが、そこもまた微笑ましい。






楽しくて楽しくて、1時間以上を費やしてしまった。
石炭の歴史村内にあるのは疑問だが、とても素敵な施設だ。



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続いて、動物館へ。



道からはずれた丘の上にひっそりとたたずむ洋館…それが動物館。
秘宝館ではなく、動物館。
長い石段を必死に登り、やっとたどり着く事ができる。
























動物館の周りの柵。壊れていて、注意書きの看板が。

















受付をすませ、ギシギシと鳴る階段(またかよ!)をのぼり、見学のはじまり。
セバスチャンという名前の執事がいる。絶対、いる。






















剥製がずらーーーーーと床にも壁にも所狭しと並んでいる。
夜中なら、お化け屋敷よりも怖いのではないだろうか。
























分かりにくいが、左下に白い紙に鉛筆書きで「オシドリ」といった紹介が。
パソコンがこんなに普及している時代に…もう少し、やる気だそうよ!
































こういった剥製が、1000体も並べられている。
全盛期は水なんかも流れていて雰囲気もあったのだろうが、今はもう流れていない。
その跡が痛い。






















骨格がズラリと並んでいたりもする。































   

昆虫コーナー…標本がズラリ。
ちょっと苦手だ。
蝶や蛾の標本をみるとヘッセの「少年の日の思い出」を思い出す。
私が国語の教科書の中で一番好きだったお話。
エーミールの「そうかきみはそんなやつだったんだな」は名セリフだと思う。














この大量の剥製を集めるのにかかった費用は、一体「0」がいくつつくのか…。
これらもどこへ行くのだろう。


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SL館。



これが建物である。
入り口もちゃんと改札になっていて、凝っている。



















鉄道模型がどーんと。
周りには、鉄道グッズがズラリ。




















内部にもちゃんと汽車があり、人形が並んでいる。
けっこうインパクトがある。











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石炭博物館


  



シンボル、立て抗ゲージ。
年季が入っていていい感じだ。







入り口。
中に入ると、石炭やアンモナイトがゴロゴロ展示されている。
相変わらず、何がなんだか。
真谷地炭鉱の写真展もある。
真谷地炭鉱の建物等は実際に行っていたので、おお!同じだ!とドキドキした。

まっくら探検は、実際の夕張炭鉱跡を実際に探検できる。結構楽かった。
思ったよりも広く、寒く、微妙な匂いがする。













夕暮れの人のいない博物館。
その雰囲気に酔える。
テーブルの上にあるのはアンモナイト。
説明書きは一切無い。初心者お断りか。






























入り口の反対側にひっそりと。
石炭を削る機械。
こうしてみると、ゲームに出てくるモンスターみたいだ。


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施設の中には、ゲームコーナーがある。
100円を入れると、ガタガタ動く乗り物も並んでいた。
そして、ひとつ異彩を放っているものが。



パンダ。
他のは磨かれて意外とピカピカしているのに、これだけうす汚れている…。
前のチャックが気になる所だ。
もしかして中の人がいるのだろうか?とワクワクしてしまう。



































しあわせの滝。
枯れている。
ひょっとしてギャグでやっているのだろうか。

















フードコーナーも経費削減のためか一部しか営業していない。

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郷愁の丘ミュージアム




「映画のある街 夕張」がテーマ。
資料館には、映画のポスターやらパネルやらズラリと。





















看板。ジブリ映画が中心。色あせてはいるが、千と千尋があるあたり、そんなに古くは無いみたいだ。
上はマジックで消されていて、何て書いてあったのかは謎である。
























西部警察のパトカー。


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時間が無くてすべてを回れなかったが悔やまれる。
洞窟とかもあるようなので、本当はもっと見たかったのだが…。
あと、バラ園とかもあるらしい。閉鎖されていたが。


石炭の歴史村。
その名に首をかしげてしまう程、バラエティにとんだ…というかとびすぎな施設。
でも、楽しかった。
小学生の作文の常套句ではなく、本当に楽しい時間でした。


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見たまま判団。

 私の職場で強盗模擬訓練があった。

どんな服装でどんな人が来るのかは全く知らされなかった。
大体、10時半頃に到着する、とだけ聞いていたので、
時間がちかづき、虚弱そうな30すぎのお兄ちゃんや60過ぎのおじいちゃんが入ってくるたびに、
コイツかコイツかとドキドキしていた。
きっと、こういう「強盗なんてとてもできなさそうな意外な人物」が強盗なんだろうと思って。
しかし、突然態度を豹変させる事もなく、皆、どんどん帰っていく。


早く来いよ、落ち着かない!と思っていたら、来た。
キャップをし、サングラスに大きなマスク。
いかにも「強盗です」と大アピールをして歩いてくる。

えー。
その格好で外を歩いて来るか、普通…。
目立ちすぎだろう。


武器は、銃。名前は知らないが、ガバメントっぽい普通の銃だった。
スライドストップの状態で銃をつきつけ、金を出せ!と脅す。
模擬紙幣を受け取ると、犯人逃走。訓練終了。







今更だが、最近は「グランツーリスモ4」ばかりプレイしている。
そのためか、現実世界で自分の車はもちろん、
他のその辺を走行している車のエンジンやギアが変わる音とかが異常に気になりはじめた。
今まで全然意識した事がなかったのに…これは何のはじまりだろうか。


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ボクが涙を流した理由。


「容疑者Xの献身 東野圭吾」


「天才数学者でありながら、しがない高校教師をやっている男」
「さえない刑事」と
「その刑事の友人であり、天才数学教師の同級生のこれまた天才物理学者(探偵役)」
「ホステスをやっていた美人女性」と「その娘」と
「その元夫である暴力を振るう借金まみれのダメ男」
さらに「その美人女性に惚れて言い寄る、美男子でありお金持ちの男」
が出てくる。

いかにも殺されそうな人が殺され、いかにも殺しそうな人が殺すミステリー小説。
直木賞受賞。

名セリフをあげるならば、「私の論理的思考に任せてください」か。











…と書くと、とてつもなく面白くなさそうな作品みたいだな。
が、3時間休まずに一気に読むほどには面白かった。
泣いた。
タイトルを見て読み始め、途中で主人公がある男の写真をとるのだが、その段階で結末が見え、
その自分の脳内ストーリーに泣いた。

しかし、結末は違った。
「秘密」という小説を書いたこの著者がこういうオチにするとは思わなかった。
私の涙を返せ!
いや、私に書かせろ!
同人誌や小説を書く人というのは、こういう心境からなのだろうか、と思った試験前の夜のこと。




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