栗山探索
2005年5月5日
今年初めての廃墟。
怖いもの知らずの友人らが、
「廃墟に行きたい」と言うので、真に受けて連れて行くことにする。
行き先はまかせる、という。
…さぁ、どこへ行こう。
個人的に好きなのは炭鉱跡だが…一般受けするのは廃校だろうか。
とか悩んだり、調べたりして、行き先決定。
香名館と万字小学校。
キミタチに決めた!
天気は晴れ。
廃墟巡りの時だけは雨が降ったことが無い。
…私の運はこんな所で使い果たしているんじゃないだろうか。
最初に栗山の廃温泉旅館へ。
場所は自信が無かったが、国道沿いにどどーんと現れて、あっさりと発見。
さて、廃温泉旅館。
床はBB弾とガラスの破片で真っ白だ。
壁には穴、ガラスは割られ、床は抜けている。
想像以上に痛みが激しい。
窓口カウンターには、意味深な花が。
切り花なのにしおれていなかったのが、不思議。
それを見て、別な友人は引いていた。
ホテルの奥には、ホテルのバス。
それを見て、別の友人ははしゃいでいる。
それを見ても気にする事なくマイペースで写真を撮って見て歩く、私。
もと温泉。風呂場。今は、花や草でいっぱい。
噂では幽霊がでるとかなんとか、廃墟らしい話もある。
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裏側から。
壁も窓もほとんど無い状態。
風通しがよく気持ちがいい…というよりは寒かった。
温泉旅館だった事がわかるチラシ。
中央階段は崩れ落ちていて、2階にはのぼれないな…とショボーンとしていると、
友人が2階から現れた。
聞くと、奥にも階段があって、そこから登ったという。
行ってみると…
階段は一応あるが…踊り場が無い…
慎重に骨組みを登って2階へ。
憧れだった正面玄関上の場所に立って、大興奮。
大満足。
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2階のとんがった部分。
国道がよく見えた。
天井は無く、青空。
床は今にも抜けそうな危険な状態。
もうすぐ探索不可能になるだろうな…。
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