白鳥湖ホテル
2007年12月1日






よつばと!廃墟



という事で今回は「よつば」と廃墟に行ってきた。
フロントにこんなリボルテックのアクションフィギュアを飾っていると、
ああ自分イタイなと、思わなくも無い。

ようじょ大好き。





































苫小牧にある白鳥湖ホテルへ。
ホテル?
私の住んでいるボロアパートとかわんなくね?
というのが第一印象だったが、地下もあり屋根裏部屋もあり別棟もあり、結構広い。















 

建物の横と正面には細い今にも崩れそうな階段が。















































ホテル前にあった吸い殻入れ。



心づかいも味のうち。
きづかいときちがいは似ている。
私がやっているのはどちらだろう。








































こうして写真で見るとすぐわかるかもしれないが、
現物を初めて見た時は何が書かれているのか分からなかった。
日本語っぽいけど、日本語じゃないみたい…なんてまるで
メルキア文字(某古ロボアニメに出てくる文字。ローマ字に似ているけどどちょっと違う文字)だな、と思う。

見えてしまえば、なんで読めなかったんだろう、と不思議なんだが。

物事は色々な側面と角度から見るのが吉らしい。







































入り口。



山火事注意!のシールが貼ってある。











































犯罪で捕まってしまった時の人がいる。



































 

ロビー。













漫画の本がたくさん散乱している。
モーニングの表紙は、課長島耕作だった。
今彼が何という役職についているかは知らない。


昔は、なんでこう男の人が読む漫画は、
何もしないヒーローが何故こんなにモテるんだろう?
これでいいのか?これが男の人の理想か?
とも思ったが、少女漫画も変わらないという事にしばらくしてから気がついた。






































フロント。

















鳴らない電話。
使われないブラシ。
忘れられた空き瓶。
そんな3人の会話が聞こえてきそうだ。






































普通に進んでいけそうだが、実は屋根。潰れているのだ。









































フロント内部へ。

 
















引き出しは灰皿じゃねーよ、って突込みたくなる位に吸い殻でいっぱい。
そしてその隣の引き出しに入っている苫小牧の観光マップには、今はもう無き「ファンタジードーム」の紹介が。









































中は広い。
しかし、廊下は狭い。
消防法を守ってますよーという賞状がさっきのフロントに飾ってあったが、本当か?と疑いたくなる。
































なごむ。




























オープンテラス。
今日は少し冷えるが、いい天気だ。


































長い廊下をぐんぐん進む。







































宴会場。

































ほあたたたたたたた!というk感じで破られてしまった障子と、優しい色のカーテン。
































床から木が生えている。
植物は強い。
部屋の中なのに、落ち葉。
もうすぐ雪も降る。

































調整中のままのジュークボックス。





































ポールポジションが置いてある。

奥はゲートボールコーナーと書いているが、それらしい物も雰囲気も無かった。









































ざ 倒壊。





































北海道らしく、ジンギスカン料理を提供していたらしい。

中へ。



なぜか将棋のコマが。



































将棋を知らない人が将棋の駒を並べてみた。

































廊下に座布団が置いてあると、もしかしてその下には落とし穴が?と疑ってしまう。




































 
キッチン。








怪しい。






























バランが散乱して、本物の草のようだ。
















ボードにはたくさんのラクガキ。





夜梅死苦(笑)とあるが、
今のねらーが書くなら、スイーツ(笑)なんだろうな。







































20年近く前のカレンダー。































  

ゆるいイラストだ。

  





























カミソリとかオフログッズの自動販売機。
中はすべてカラッポ。









ただ崩れ落ちているだけなのか、下に行けるのか迷う。





































 

 

白鳥湖遊園地のマッチがあった。
ここの遊園地も楽しそうだ。
雪が溶けたら行ってみようと思う。

物は色々残されたまま。
雑誌も充実していたし、ローカル紙も散らばっていた。





















さて、地下の風呂場へ。



男湯と女湯に別れているが、
女湯の方が圧倒的に狭い。
なんだこの差は。




女湯。
小さい湯船がひとつ。









男湯。
女湯と同じ小さい湯船がひとつと、大きい湯船がひとつ。






 

お湯が出るところ。
キマイラとかそういう架空上の生き物なんだろうか。
いい表情である。














 

脱衣所。ロッカーはほとんど故障中。
ホントかよ。
































家族風呂。




よつばとの漫画に出てきた「きたねーボール」だろうか。
そんな風に言われても、その後もちゃんとグローブボックスにとっておかれるんですけどね、
「きたねーボール」は。
































さて、2階へ。





北海道だ。






































お邪魔します。








































2階は部屋が5つ位あった。
似たような部屋だが、微妙に違う。







































涼宮ハルヒの憂鬱、大人気だな。





あたたかそうな消火器。








螺旋階段。































屋根裏部屋もある。
ロフトとか私の憧れ。





































 





壁、天井、柱…すべてに雑誌やら新聞やらが貼り付けられていた。
見た瞬間思わず「かっこいい!」と叫んでしまった。
写真ではなかなか伝えられないが、本当に素敵だ。











































しかし、こんな所まで入り込んでいいのかなぁ…と、申し訳ない気分になってくる。

そんな風に思うんだ?と人に言われた事もあるが、思いますよ。
特にこういうホテルとかはね。













































 

帰り際、立入り禁止の看板を見つけて思わず吹いた。
ここはホテルの横である。
木に邪魔されているのも手伝って、全然見えなかった。

これ、普通気がつかないだろ…。


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