羽幌町立曙小学校編
2004年6月21日





我が母校、というのでは全然無く、他人。他校。
全然知らない廃校だ。

校門。
左が体育館。右が校舎。























まず、体育館から入る。













農業で使われる重機がでんでん、と置かれていた。
バスケットゴールの下に、重機。
シュールな光景にロマンを感じる。


 







トラクター等の奥には、小学校の体育館のなごりが。
柔軟テスト表…私はダメだな。
体硬いし。現代っ子だからね。
一輪者の技能検定…これもダメだ。

がんばれなわとび

     


   





なぜがステージに自転車が。

 






































で、ステージ横には、「校歌」が掲げてあった。



一番の歌い出し。
「いただき いただき 白む空」
ああ、小学校の校歌っぽい。

だが、二番でやってくれた。

羽幌は、炭鉱の町だった。
だからなのか、校歌2番の歌いだし。

「鉱脈 鉱脈 ひびく地(つち)」




いやぁ、素晴らしい。
校歌の歌詞に「鉱脈」ときたか。

しかも「地」と書いて、「つち」と読ませる。

お前は、アニソンか。


「宇宙」と書いて「そら」か。
「戦士」と書いて「ソルジャー」か。







































さんざん笑って、校舎へ移動。



  

立て付けの悪い入り口を抜けると、天井から紙テープ。
靴箱には、インクとか、ビンが入っている。
妙に絵になる。
机の上にバスケットボール。
何もかもが絵になる

























廊下の展示物編

 

薄暗い廊下には、生徒の粘土細工が飾られていた。
地球儀と太陽の模型の横には、ウサギ。
かわいすぎ。
月がないのが残念。

 





































廊下に地図もぶら下がっている。
世界地図もある。
きっと、ロシアはソ連と表示されていて。
ドイツは、東ドイツ、西ドイツと分かれているんだろう。

















 

「理科3年生」と書かれた戸棚も置いてあった。
中を見ると腕が。
人体の不思議展を思い出す。
  


















さて、玄関を抜けると、廊下は、真っ直ぐと左に別れている。



まずは、左に曲がる。
職員室、校長室、保健室。
そして、渡り廊下。さっきの体育館へ続く。




















職員室。
今はもう誰もいない。
タバコの匂いもしない。

   







本棚には「へき地・小規模。複式学級の特性を生かした学習指導」なんてものもあった。

   






 



そして、職員室の奥には、校長室に続くドア。

札が「校長在住」になっていたので、
ひっくり返して、「校長不在」にしておく。
校長不在だからな。

  


 

校長室といっても、特に何もなし。
トロフィーも、座りごこちの良いソファも、大きな机も無い。
  
  





















なぜか校長室から、保健室に続く。








 
誰かが寝ててもおかしくないキレイな布団。
脱ぎ捨てられたジャージが不気味。

  
























職員室前の廊下の棚には、なぜか大量のコーラの空き缶が。
生徒が持ち寄ってきたと思われる。
何かを作ったりしたのだろうか…。

 
 










 

渡り廊下。
体育館へ続く道。
長い渡り廊下であの人と♪
なんて歌いたくなる。

左が、校舎側から、体育館を見た所。
真ん中が、体育館側から、校舎を見た所。
渡り廊下には水飲み場が。

  




























さて、教室編。



一番手前の展示室から、探索。



展示室といっても、特に何も展示されていない。
割られた窓ガラスとか、動物のフンとか。





































 

ふとみると、予定献立表が。
「スィートカレー」とか矛盾した名前のメニューがある。
笑ったのが、一番下の注意書き。

「物資の都合で、献立の一部を変更することがあります」

まぁね。
こんな山奥。
特に冬なら、食料が届かない事も多々あるだろう。


 

























そして、第1教室へ。

カレンダーは1990年。
もう誰もめくる事も、新しいものに張り替えられることもない…。

 








黒板消し。
スポンジ部分が白くて薄っぺらだったので、
記念に撮影。





さて、第2教室。

   
  
       

机と椅子が転がっている。
さんすうセットの中身は、カラフルなマルやシカク。
裏は磁石になっている。
そういえば、使ったな。こういうの。
あとは、プリンの空き容器。
机の上には石膏。
輪投げもあった。




 

オルガン。
そして、「気球に載ってどこまでも」の楽譜。

隣のは、何か不明。
レコード?ではないよな…。
「ホームラーン」と書いているシールが左上に貼ってある。

































次は大好きな図書室。


  

本が床に無造作に置かれている。
本は、意外にもキレイな状態。





























 

なぜか、一緒に理科の戸棚も。
中には、試験管を洗うブツや、
三角フラスコ、ビーカーなどなど。



















続いて、音楽室。


  

黒板には5本の線が。
音楽室っぽい。




 

そして、小学校のお約束。アコーディオンが。
鍵盤がひとつなくなっている。
あとは、太鼓に、木琴、楽譜立て…。







壁には音楽家の肖像画。
夜中になると、飛び出るんだよな。
目、光ったりさ。
懐かしい。

 





































  

さて、外に出て、小学校そばにある、学校の記念碑へ。
二宮金次郎の像もあった。
小学校にはよくあるそうだが、
私は、実物を見たのは初めてだ。















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